過去の年間クビレース最終結果

ゴチ20(2019年)年間クビレース結果と順位変動まとめ

2023年1月9日

この年のゴチメンバー(レギュラー出演者)

※敬称略

  • 岡村隆史(ナインティナイン)
  • 田中圭
  • 中島健人(Sexy Zone)
  • ノブ(千鳥)新メンバー
  • 土屋太鳳新メンバー

2019年は新メンバーとして、お笑いコンビ「千鳥」のノブさん、女優の土屋太鳳さんがゴチメンバーに加わり、1年間を戦いました。

前年の「ゴチ19」最終戦にて「ゴチ20の復帰チャレンジ」を受けたものの、失敗してしまったナインティナインの矢部浩之さんは、ゴチ20も引き続き謹慎(=出場停止)となりました。

この年のクビレース最終結果と順位変動

※敬称略

順位氏名自腹金額
1位ノブ0円
2位岡村隆史318,000円
3位田中圭371,500円
4位土屋太鳳クビ451,800円
最下位中島健人クビ879,200円
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2019年は全23戦でクビレースがおこなわれ、クビ人数は2名。最下位だった中島健人さんと、4位だった土屋太鳳さんの2名が残念ながらクビとなり、番組に別れを告げました。

中島さんは序盤の第7戦に最下位となって以降、最終戦まで最下位のまま独走してしまい、一度も順位を回復することなく最終戦でクビとなりました。

この年の新メンバーだった土屋さんは第22戦の時点で3位。クビにはならない安全圏でした。

しかし最終戦でノブさんが1位を獲得し、大精算ルールにより年間クビレースも1位となったことで、土屋さんはクビレース4位に転落。

さらに特別ルールで矢部浩之さんにも敗れたため、加入1年でクビとなってしまいました。

特別ルールに関しては後述します。

同じく新メンバーだったノブさんは、第22戦の時点で3位・土屋さんよりも自腹額が約10万円多い4位でした。

しかし最終戦で1位を獲得し、大精算ルールで自腹がリセットされ、1位となったことでクビを逃れました。

田中圭さんは、途中参戦だった前年(2018年)は一度も最下位にならなかったのですが、2019年は開幕戦と第3戦で立て続けに最下位となり、クビが予想されていました。

しかし、その後は自腹額をほとんど増やさず安定したまま最終戦まで乗り切り、残留決定。

岡村さんは最下位自腹を2度食らったものの、大きなマイナスがなかったため最終成績は2位で残留となりました。

2018年に続き2019年も「矢部浩之さんの復帰チャレンジ」

2017年の「ゴチ18」でクビとなった矢部浩之さんは、通常であれば1年間謹慎の後に復帰できるはずでした。

しかし、ゴチ18でのクビが矢部さんにとって通算4度目でした。

クビ回数が多いため、安易に1年経過で復帰させるのは甘いということになり、2018年「ゴチ19」の最終戦で復帰チャレンジが実施されました。

矢部さんは、この復帰チャレンジに失敗。2019年の「ゴチ20」も続けて謹慎となり、「ヤベチャンマン」に変身させられ、スペシャルメニューの素材を取りに行くなど単発での出演となっていました。

2019年の最終戦も前年に続き、矢部さんの「復帰チャレンジ」が開催されました。矢部さんはこのチャレンジに成功しない限り、翌年の2020年「ゴチ21」も謹慎となります。

復帰チャレンジの内容は、

  • 最終戦でVIPチャレンジャー2名のどちらかに勝利 → 復帰
  • VIPチャレンジャーのどちらにも勝てず → 2020年も謹慎

というものでした。

さらに、矢部さんの復帰チャレンジの結果次第でクビとなる人数も変動することになりました。

  • 矢部さんが勝って復帰決定 → 最下位に加えて4位もクビ(合計2名がクビ)
  • 矢部さんが負け → クビは最下位の1名のみ

最終戦のVIPチャレンジャーは、「めちゃイケ」などでナインティナインとは旧知の仲でもある加藤浩次さん、そして前年のゴチメンバーだった橋本環奈さんの2名。

矢部さんは別室で料理を注文し、金額を予想。結果は以下のとおりでした。(設定金額は40,000円

  • 矢部浩之さん … 38,600円(-1,400円
  • 加藤浩次さん … 41,700円(+1,700円)
  • 橋本環奈さん … 37,300円(-2,700円)

矢部さんはVIPチャレンジャー2名のどちらにも勝利し、復帰チャレンジに成功。翌年の「ゴチ21」にて2年ぶりの復帰が決定しました。

同時に、クビ人数は2名ということで最終決定。これにより、4位だった土屋太鳳さんのクビも決定してしまいました。

土屋さんの涙と矢部さんの大喜びで大炎上

自身の残留が矢部さんのチャレンジ結果次第だった土屋さんは、クビが決定したと知らされて涙。

また、最下位となって高額自腹を支払うだけでなく、土屋さんをクビにしてしまう結果にもなった橋本さんは絶望的な表情で言葉を失っていました。

そんな中、復帰が決まった矢部さんは(土屋さんのクビが決定した直後の)会場に漂う暗い空気も一切読まず、みんなが沈痛な表情のなか、一人だけ喜んで大ハシャギ

加藤さんに怒られ、司会の羽鳥さんにたしなめられただけでなく、SNSなどネット上では矢部さんの無神経な振る舞いへの批判で大炎上となりました。

2年間出られなかった矢部さんが嬉しさを抑えられなかった気持ちも分かる一方で、クビとなってしまったメンバーの最後を他のメンバーがどう見送ってあげるかも重要です。1年間を戦ってきた仲間でもあるのです。

そもそも、「矢部さんの復帰」と「現状ゴチメンバーのクビ人数」を同列のルールにしてしまった番組制作側の配慮の無さや無神経さが最もおかしいのではないかと感じました。

せっかく復帰が決まったのに喜べもしない、なんていうのも間違った話です。それでは矢部さんも気の毒。

今後再びナインティナインの誰かがクビとなり、翌年に復帰チャレンジがおこなわれるようになった場合、2019年のような無慈悲で残酷なシチュエーションを作らないよう、番組制作側にはもう少し配慮をしてほしい。これが率直な感想でした。

しかし残念ながら、2022年のゴチ最終戦で同じように配慮のない設定をしたため、再び大炎上したんですけどね。

過去の「ゴチ」最終結果と年間順位の変遷